脳が原因の
からだの動かしにくさ不調改善コース
※筋膜調整付
(筋膜調整・脳卒中リハビリ)
保険適応外リハビリだからできること、まだまだアプローチできる部分を見つけ出します。
※当スタジオの筋膜調整・脳卒中リハビリは保険適応外です。
まずは医療機関にて診断・リハビリを受けていただくことをおすすめします。
このようなお悩みありませんか?
退院後のリハビリがわからない
本格的なリハビリがしたい
発症から数年たってしまった
もっとしっかりと歩けるようになりたい
装具・杖を卒業したい
職場復帰のためのリハビリがしたい
手のリハビリは難しいと言われた
人生をもっと楽しみたい
たいむが目指す脳卒中リハビリ
リハビリ専門職として厚生労働省が認可した国家資格である理学療法士(PT)・作業療法士(OT)として経験を積んだスタッフが、クライアント様のリハビリを担当いたします。
たいむの脳卒中リハビリは「筋膜調整(ファッシア)・脳卒中リハビリ」をコンセプトに、以下の特徴を持ったコースです。
①ファッシア(筋膜系)と脳卒中のリハビリを組み合わせたアプローチ
②医療保険のようなリハビリの期限はなく、納得いくまでとことん行うコース設定
③クライアント様ひとりひとりの目標にあわせたきめ細かなプログラム
たいむでは日本理学療法士協会による「認定理学療法士(脳卒中)」を取得しているスタッフを中心に、ファッシア(筋膜系)の国際難関資格「Fascial Manipulation® specialist」の認定を受けたスタッフの他、各種国際・難関・専門資格を取得し、理学療法士・作業療法士として経験を積んだチームによって、保険適応外リハビリだからできること、まだまだアプローチできる部分を見つけ出して可能性を引きだす、脳卒中に対して「筋膜調整(ファッシア)」からのアプローチができる日本でも数少ないスタジオです。
主任セラピスト:澤村 彰吾
認定理学療法士(脳卒中) / 平成医療短期大学助教
約9年間、岐阜県内の総合病院に勤務し、脳卒中の患者様を中心にリハビリテーションを提供。
ラグビーを中心にスポーツトレーナーとしても活動。
大学院では筋膜に対する治療法に関する基礎研究を行う。
現在は脳画像解析に基づいた“人の意識”に関する研究を行う。
専門は脳卒中後遺症やスポーツに関連した症状、スポーツトレーニング。
筋膜調整(ファッシア)・脳卒中リハビリ
脳卒中により失われた部位の機能は残念ながら元に戻ることはありません。しかし損傷部位の周辺や他の部位がその機能の代わりをすることはできます。適切にからだを使えば使うほど脳はその能力(脳の可塑性)を取り戻していきます1-3)。
実際に慢性期の脳卒中患者に対して、一定期間集中的にリハビリを行うことで、筋力、歩行能力などの改善など数多くの効果が報告4-6)されています。特に上肢(手)の機能に関しては発症6カ月後以降も改善する可能性があるとの報告が多く7-9)、たいむでも積極的に上肢のリハビリも実施しています。
また、麻痺が改善する可能性があっても機能回復訓練を行わなければ能力が改善する可能性は低くなります。さらにはからだの機能が悪化してしまう可能性もあります9)
例えば、脳卒中の発症から時間が経過していくにつれ、筋肉や関節は固くなっていきます。この大きな原因は筋肉のこわばり(痙縮)であり、これはからだの動きを制限し、改善の可能性を妨げてしまう場合もあります。
実は筋膜がこのこわばりに大きく関与している10)ことが分かっています。また、筋膜の不調はからだの感覚認識を阻害し、動きを妨げるだけではなく関節や筋肉の痛みを引き起こすこともあります。
脳卒中の改善には「運動学習が重要」11)と言われています。これは、麻痺によって変化してしまったからだの動きを認識し、「現在のからだで可能な最大限の動き」を実現していく、ということになります。また、この過程に脳の可塑性が加わりからだの動きが良くなっていきます。
しかし、実際には・・・
①:麻痺があると筋肉を滑らかに動かすことができず、一部の筋肉を過剰に使ったり、無理な姿勢で生活を送ることになります。
②:時間の経過とともに筋膜に不調が生じます。
③:筋膜の不調は筋肉のこわばりの増強や身体の認識を妨害します。
④:③が①を更に悪化させ、どんどん動きが硬くなっていき痛みの発生にも繋がります。
このような状態で一生懸命運動しても、十分な効果が得られないばかりか、痛みや間違った動きの学習(誤学習)に繋がりかねず、リハビリの効果も不十分になってしまいます。まさに悪循環ですね。
そこで、たいむでは「ファッシア(筋膜系)」に対するアプローチと脳卒中のリハビリを融合させた「筋膜調整(ファッシア)・脳卒中リハビリ」をコンセプトにサービスを提供しています。
このコースでは、「ファッシア(筋膜系)」へのアプローチを最初に行い、この悪循環をリセットします。つまり、からだが自然に動きやすい状態に近づけていきます。
その上で、通常の運動療法に加え、固有受容性神経筋促通法(注1)、ボバースアプローチ(注2)、川平法(注3)など多岐にわたるアプローチを行い最適な運動学習を促し、「麻痺の改善」と「残された能力を引き出す」ことを目指していきます。
注1:1940年代の後半に、医師であるKabat博士がポリオ後遺症患者の筋収縮を高めるための生理学的理論を構築し、KnottとVossの理学療法士と一緒に開発した運動療法PNF (proprioceptive neuromuscular facilitaition;固有受容性神経筋促通法)である。現在では、脊髄性の疾病だけでなく、中枢神経疾患・末梢神経疾患・スポーツ傷害(外傷・障害)なども対象となる (柳澤、2001)。
注2:1940年代にイギリスの医師である故カレル・ボバース博士と理学療法士のベルタ・ボバース夫人により開発された治療です。脳や脊髄といった中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患をもつ方々の機能改善をめざす治療です。
注3:脳卒中後遺症などの麻痺症状を改善するために、必要な神経路を再建/強化することを目的に、各関節運動に対し一定回数の促通を反復することによって効果を得るものです。特に、脳卒中の上下肢、手指の麻痺に有効とされ、慢性期の対象者にも効果が期待されています。
参考文献
1)R J Nudo et al. Reorganization of movement representations in primary motor cortex following focal ischemic infarcts in adult squirrel monkeys. J Neurophysiol, 75(5) 1996
2)Karni A et al. The acquisition of skilled motor performance: Fast and slow experience-driven changes in primary motor cortex. Proc. Natl. Acad. Sci., 95 1998
3)Murphy T H et al. Plasticity during stroke recovery: from synapse to behaviour. Nat Rev Neurosci, 10(12) 2009
4) Sinikka H et al. The Effectiveness of Body Weight-Supported Gait Training and Floor Walking in Patients With Chronic Stroke. Archives of Physical Medicine and Rehabilitation, 86(8) 2005
5) Suzie Mudge et al. Circuit-Based Rehabilitation Improves Gait Endurance but Not Usual Walking Activity in Chronic Stroke: A Randomized Controlled Trial. Archives of Physical Medicine and Rehabilitation, 90(12) 2009
6) Hanneke J.R. van Duijnhoven et al. Effects of Exercise Therapy on Balance Capacity in Chronic Stroke. Systematic Review and Meta-Analysis. Stroke, 47(10) 2016
7)James H et al. Neural plasticity and bilateral movements: A rehabilitation approach for chronic stroke. Progress in Neurobiology, 75(5) 2005.
8)Annett Kunkel et al. Constraint-induced movement therapy for motor recovery in chronic stroke patients. Archives of Physical Medicine and Rehabilitation, 80(6) 1999
9)Samar M et al. Rehabilitation of Motor Function after Stroke: A Multiple Systematic Review Focused on Techniques to Stimulate Upper Extremity Recovery. Front. Hum. Neurosci., 13 2009
10) Gioux M, et al. Effects of immobilizing the cat peroneus longus muscle on the activity of its own spindles. J Appl Physiol.,75(6) 1993
11) Domen K, et al. Decrease in optimal performance indices for trajectory planning during motor learning. 27th Annual Meeting Society for Neuroscience, 10 1997
〜実際の流れ〜
①初回にカウンセリングを行い、クライアント様のご希望をお伺いいたします。また、おからだの状態や病歴、既往歴など疾患に関する情報もこの際に収集させて頂きます。
②からだの評価(筋力や柔軟性など)を行い現状の問題点を明らかにし、一人一人に合った目標を設定します。
③設定した目標に対してリハビリ計画、リハビリ日程を立案します。
全16回のコースですが、その内容は利用者様の希望に合わせて自由に設定可能です。
例えば「歩きたい」という目標であれば、ご相談の上で16回全てを歩行訓練とすることも可能です。
また、たいむの玄関がバリアフリーではないことから、興味はあるが車椅子が必須でスタジオ内までは難しいという方については、ご要望によりご自宅への訪問も可能です。
※交通費、対応地域は要相談
※初回は認定理学療法士の資格を持ったスタッフがクライアント様のおからだの状態などを伺い、プログラム・日程などを決定いたします。
以後のリハビリはプログラムに沿って、認定理学療法士の資格を持ったスタッフを含む各専門分野の作業療法士・理学療法士の資格を持ったスタッフのチームで担当いたします。(手は作業療法士、筋膜調整はFascial ManipulationⓇ修了者など)
主な方法
・運動療法
・筋再教育
・徒手療法
・協調性運動訓練
・関節可動域訓練
・基本動作訓練
・日常生活動作訓練(ADL訓練)
・より高度な日常生活動作訓練(IADL訓練) など
たいむの脳卒中リハビリチームの認定資格・修得技術
・認定理学療法士(脳卒中)
・理学療法士
・作業療法士
・Fascial ManipulationⓇ Specialist
・認知神経リハビリテーション ベーシックコース 修了
・環境適応講習 Aコース・Dコース・Eコース 修了
・JBITA Bobath Introductory Module Ⅰ・Ⅱ 修了
・川平法 2週間受け入れ研修 修了
・国際PNF協会(IPNFA®) Basic course LEVEL 1〜2 修了
・藤田臨床動作分析講習会ベーシックセミナー 修了 など
脳が原因のからだの動かしにくさ改善コース ※筋膜調整付
ご利用料金
体験コース 90分(カウンセリング30分込)
10,000円
まずはご相談ください!
※筋膜調整・脳卒中リハビリは保険適応外です。まずは医療機関にて診断・リハビリを受けていただくことをおすすめします。
※ご要望により、ご自宅への訪問も可能です。(交通費、対応地域などは要相談)
60日間 脳が原因のからだの動かしにくさ改善コース
(筋膜調整・脳卒中リハビリ)コース(16回) 90分×16回
全額返金保証制度あり 180,000円
※筋膜調整・脳卒中リハビリは保険適応外です。まずは医療機関にて診断・リハビリを受けていただくことをおすすめします。
※60日間短期集中コースは60日の間に16回までご利用可能な【会員限定コース】です。
※全額返金保証制度の適用はリハビリ開始日より30日以内までとなります。
※ご要望により、ご自宅への訪問も可能です。(交通費、対応地域などは要相談)
筋膜×脳卒中リハビリ 90分
1回 15,000円
4回 57,000円
8回 11,0000円